名場面スライドショー

作品案内

○「国定忠治 全通し上演版」ＤＶＤ２枚セット　

[作品内容]徳川治世の天保年間、大飢饉と過酷な年貢の取立てに苦しむ村民を、見るに見かねた国定村の長岡忠治は、代官屋敷を襲い領主の米蔵より米を出し、寺院の金蔵を破り、村民を助けた。お尋ね者となった忠治は、死を誓う子分達と共に赤城天神山にたてこもった。しかし、舅でありながらも捕り親である川田屋惣次との命を賭けた思いやりの数々の末、「赤城の山も今宵を限り、生れ故郷の国定の村や縄張りをすて故郷を捨て、可愛い子分の手前達とも別れ別れになる首途(門出)だ」と、それぞれの思いを残して山を下りる。それから二年、忠治は国定村へ帰る途、盗人に金を奪われた老百姓の喜右衛門を助けた。年貢の金に困り娘を山形屋に女郎として売った大枚百両を奪ったのは山形屋藤造の子分だと知り、喜右衛門の甥になりすまし、乗り込んでいく。百両も娘も取り返した忠治が半郷の松並木にさしかかった時、刺客の刃が光った。忠治が燃やす小田原提灯の炎に浮かび上がったのは藤造たち。まさに一瞬のうちに切り捨てる忠治の清々しい剣さばきは、圧巻であった。しかし、無常な妙真尼より折檻を受ける母子を助け出した折の怪我が元で、忠治は大病を患う。そして、懸命に忠治を介抱する巌鉄と定八と共に、ようやく辿り着いた故郷で聞く、忠治召捕りの閧の声。忠治の熱涙の前で繰り広げられる、巌鉄と定八の今生の別れの死闘…。

[全通し上演とは]
●全４幕７場。忠治をめぐる義理の関係が描かれる発端の「才兵衛茶屋」から、忠治が子分と 別れて山を下る名場面「赤城天神山」、そして「山形屋藤造」の件をへて、忠治が召捕られる 最後の４幕「土蔵大捕物」までです。

[スタッフ] 製作:劇団若獅子 作:行友李風 演出:田中林輔
[キャスト] 笠原 章(国定忠治) 緒形 拳(山形屋藤造 特別出演) 朝丘雪路(山形屋女房おれん 特別出演)  清水 彰(川田屋惣次 参加) 新田純一(参加) 山本昌平(参加) 南條瑞江 中條響子 舞戸礼子  御影伸介 桂 広行 水野善之 東大路昌弘 森田優一 中川 歩 野上大樹 根本亜季絵 他 
[製作]劇団若獅子　[上演年度]２００７年

￥５,２５０円(税込)／￥５,０００円(税抜)／ＹＺＣＶ－８０５１／１６８分／セル／片面一層２
日本語ステレオ(ＤＢデジタル)／４：３／カラー／２００７年

「御存じ！時代劇名場面集　劇団若獅子版」　

[作品内容]
｢新国劇｣の解散後、｢新国劇｣の精神を受け継ぎ結成された｢劇団若獅子｣によって上演されてきた「国定忠治」「月形半平太」「瞼の母」などの「新国劇」時代からの名作や、日本人にはお馴染みの時代劇作品の名場面を集めた作品であり、郷愁をそそる名場面、名台詞の数々が日本人の心に沁みる作品です。
[収録作品・名場面]
　一,『荒木又右衛門 鍵屋の辻』(平成２０年６月公演)より
　　　 ○日本三大仇討ちの一つ伊賀上野鍵屋の辻での血闘の場面。
　二,『国定忠治 全通し上演版』(平成１９年４月公演)より
　　　 ○舅であり捕り親でもある川田屋惣次の説得と話し合いの末、あの名台詞
　　　　「赤城の山も今夜を限り～」と供に赤城天神山を下りる決意をする忠治と
         子分たち。
　三,『槍の名人 丸橋忠弥』(平成１８年５月公演)より
　　　 ○時代を変えるため起ち上がった忠弥の、誠心を打ち砕く幕府の追手との
　　　　 壮絶な闘い。
　四,『月形半平太』(平成１７年４月公演)より
　　　 ○名台詞「春雨じゃ、濡れて行こう」と半平太が語る「うれしのの場」。
　　　 ○同志の者との非情な闘いに臨む半平太。「大詰・大乗院の場」。　　　　
　五,『決闘高田馬場 堀部安兵衛の青春』(平成１４年１２月公演)より
　　　 ○決闘のために高田馬場へ向かう安兵衛。そして、有名な高田馬場での決
　　　　 闘が始まる。
　六,『宮本武蔵』(平成１３年１２月公演)より
　　　 ○一乗寺藪ノ郷下り松での、吉岡一門との壮絶な闘い。
　　　 ○三峰神社での宍戸梅軒との決闘。
　　　 ○佐々木小次郎との巌流島での決闘。
　七,『 瞼の母』(平成８年５月公演)より
　　　 ○捜し当てた母親と対面する忠太郎。しかし母親は…。あの名場面。　

●出演／笠原 章 清水 彰 金田龍之介 南條みづ江 新田純一 倉田てつを 他

［カラー／ステレオ／約７０分／４：３／片面一層／セル]
(品 番)ＹＺＣＶ－８０５２  (価 格)￥３,１５０円(税込)／￥３,０００円(税抜)